ニセコQ&A

ニセコQ&A

このコーナーはニセコの不動産及び生活に関するQ&Aです。
ただし、私が考えているアンサーですので全てが正しいとは限りません。しかも自分でQ&Aを作っていますのでちょっといい加減なところがあります。皆さんの移住の判断材料の一つとして少しだけ利用して下さい。

Q.ニセコの土地の値段を教えて

場所によって大きく違います。土地の値段、お寿司屋さんで言えば「時価」です。地価上昇率日本一が続き、ここには書けません。特にスキー場近辺の不動産値段はあってないようなものです。

Q.移住に適している土地の値段は

移住に適している土地、周りはあまり家が建っていない、静かなエリアとなれば坪単価2万円~5万円くらいではないでしょうか。もちろん、それよりも安い場合も高い場合もあります。羊蹄山がよく見えるとか、ニセコ連峰が邪魔されずに見えるとかで大きく変わってきます。

Q.土地を購入するにあたって気をつけることは

先ずは公道(町道、道道)に面しているか、どうかです。公道に面していれば町の除雪が入るからです。これが私道だと周りの人と協議し、除雪会社にお願いし、自腹で除雪代を支払うことになります。町の補助が出る場合がありますが基本的には除雪代を出すことになります。

公道に面して家を建てた場合も公道と家の間の除雪をしなければなりません。ピーク時で1.5メートルの積雪です。除雪される公道に接して家を建てた場合でも公道と家の間の除雪が必要です。これは自分で行うか、除雪会社にお願いするかになります。

Q.除雪はどのようにしますか、大変ですか

除雪は業者に頼む方法と自分で行う方法があります。業者に頼めば楽ですがお金がかかります。自分で行う方は除雪機を用意し、時間と手間暇をかけることになります。どちらが得なのか、自分はどのような性格なのか等を考慮し決めれば良いかと思います。

除雪機は馬力とか年代によって値段が変わります。30万から100万近くするものもあります。それの燃料費、メンテナンス、時間などを考慮する必要があります。基本的には業者に頼んだほうがメリットはありそうです。最も値段にもよりますが。

業者に頼む場合、除雪する面積、除雪しやすさ、難しさ、距離などにより値段も大きく変わります。除雪面積が狭く、除雪された雪の体積場が敷地内とかだと安くなります。除雪は大変だと思うと大変です。雪遊びの感覚なら問題ないと思います。

Q.ニセコ暮らしを体験したいのですが、そのような物件はありますか。

体験ハウスというものはありません。アパートに入って1年間住んでみるとか、夏場長期滞在用のコンドミニアムに泊まるとかで体験できます。一ヶ月5万から15万の範囲で宿泊できるかと思います。

Q.中古の物件はありますか

ニセコ町の人口は増えております。増えてはおりますがわずか5000人前後の町です。それほど中古物件は出てきません。気に入った中古物件を見つけるのは大変かも知れません。

Q.賃貸のアパートとか公営住宅に入れますか。

賃貸のアパートも増えてきています。1LDKで4万~5万、2LDKで5万から7万で借りられます。高いと言えば若干高めになりつつあります。

公営住宅も完備しており5世帯に1世帯は公営住宅に住んでいます。タダ、いきなり公営住宅に申し込んでも即入居出来ることはあまりありません。待っている方が沢山おります。

倶知安町には沢山の民間アパートがあります。札幌より高いという方もおります。

Q.地域、地元の方の受け入れは

基本的に移住者の受け入れというか地元の方々は暖かい方、面倒見の良い方が多いと思います。差別とかは一切ありません。せめて近所の方には笑顔で自ら挨拶すれば何ら問題はありません。地元の方もルーツを辿れば本州から移住されてきた方が多いからかも知れません。

隣近所の付き合いが面倒、煩わしいとの理由でこちらに来られる方もおられると思います。そういった方は隣近所が相当離れているところに家を建て暮らせることも出来ます。が、地域で生きていく以上はある程度地域に入っていく必要があると思います。地域に入っていけば行くほど早く溶け込み愛されると思います。各地域にある親交会に入ることをお勧めします。

Q.仕事はありますか

あります。タダ、自分が気に入った職種及び賃金はあまり期待しない方が良いでしょう。特に冬場はスキー場関係、除雪、ホテル関係、レストランとか求人は多いようです。時間単価も上がっているようです。時間1000円とかです。今はハローワーク情報もネット検索できるようですのでチェックしてみて下さい。

Q.ニセコで田舎暮らし出来ますか。

ニセコは田舎と都会が同居していると言っても良いかも知れません。農業と観光の町です。地域には畑や田んぼが沢山あります。一方、スキー場近くに行けばヒルトンホテルとかノーザンリゾートアンヌプリ、甘露の森ホテル、ワンニセコ、鶴雅リゾート杢の抄とかの一流ホテルが林立しております。

ニセコの農産物、ジャガイモ、トウモロコシ、大豆、メロン、トマトなど美味しい農産物が沢山あります。それらを家庭菜園で作っている移住者は多いです。十分に田舎暮らしが出来ます。

Q.ニセコの冬の気温と降雪量は

冬の気温、1月が一番寒くて平均マイナス5度前後、12月、2月がそれより少し上がります。ただ、雪が降ってしまえば体感温度は気温のプラス10度くらいの感じです。冬、東京に行くと東京の冬の方が寒いと感じます。昼間は想像以上の暖かさです。ただ、朝夕は気温通り寒く感じます。

降雪量のピークは2月前後でしょう。里で常時1.5メートルほどの積雪量です。降雪量はシーズンで10メートルほど降るのでしょうか。さらさらパウダーが多いですが、最近は湿っぽい雪も降るようになってきています。

2月下旬から3月にかけて太陽の光とか空気が春を告げます。非常にホッとする季節になります。

Q.梅雨はありますか

北海道に梅雨はないと言われてきていますが東北の梅雨が明ける頃、「蝦夷梅雨」ではないのかな、と思うこともあります。基本的に関東みたいな長い梅雨の期間はありません。爽やかな季節が多いです。

Q.夏の気温は

夏の気温は平均23,4度かと思います。30度越はシーズン1,2度、多くても5,6日かと思います。35度以上になることはほとんどありません。正直快適です。

Q.買い物はどうなるのですか。

小さな買い物はコンビニが2店舗あります。農協系のミニスーパーが役場近くにあります。少し大きな買い物は倶知安町になります。大きなスーパーが3店舗あります。日常はこれで十分間に合います。また、コープの宅配も利用ができます。さらなる大きな買い物、オシャレな買い物となると小樽(75km)、札幌(90km)に行くことになります。勿論、光回線を使用し、ネットで買い物も可能です。

Q.公共交通機関は

マイカーが基本です。運転が出来ないと不便かと思います。デマンドバスと言って町が委託して行っている交通機関もあります。電話で予約し家まで迎えにきてもらい、町内何処でも200円で乗れます。ただ、町外までは行きません。JRは2時間、3時間に1本です。小樽に2時間弱、札幌には3時間弱かかります。小樽、札幌行きのバスもありますが同様です。

Q.病院は

ニセコ町にはニセコ医院があります。これで初期対応、簡単な風邪類は問題ありません。骨折とかさらに複雑になると倶知安の専門医とかJA厚生病院になります。脳、心臓となると小樽、札幌です。救急車で行くか、ドクターヘリで行くことになります。救急車で小樽までは1時間15分前後、札幌は2時間弱かかるようです。

Q.ペット病院は

ニセコ町に一軒、倶知安町に2軒あります。犬、猫類は問題ないかと思います。伊達市や札幌、小樽に行く方も居るようです。

Q.ニセコは物価が安いですか

対象物がなにになるかで変わります。土地は安いでしょう。建物はそんなに変わりません。断熱を密にするので高いかも知れません。コンクリート代も高いと言われています。野菜類は安くて美味しいと評判です。ただ、ガソリンは高いです。ラーメン、コーヒー代も都会以上かも知れません。高く感じるのもあれば安いのもある、そんな感じではないでしょうか。

Q.ニセコ暮らしで重要なもの、必要なものは

先ずは健康です。次は車の運転、パソコンですか。後は笑顔で挨拶することでしょうか。

都会も田舎も関係ありませんがが人の悪口を言わないこと、威張らないことだと思います。また、昔の職位、学歴、その他自慢話をあまりしない方がよろしいかも知れません。

Q.ニセコの魅力は

水と空気が美味しいことです。これで十分と思うことがあります。それと四季の移り変わりが感じられることです。真っ白な雪が津々と降り、モノクロの世界になります。それがやがて春になり、木々や草花が花を咲かせ雪に閉ざされた世界から解放され気分が大きくなります。夏はオールグリーンです。気温も快適です。秋は紅葉が見られ、紅葉が終わると木々の葉っぱが落ちてスケルトンなニセコになります。そしてパウダーが降る頃になります。この移り変わりが育て世代の移住が多いのです。子供さんも待機児童が出るのではと言うほど増えてきております。これも魅力の一つです。

Q.ニセコの問題点は

ニセコには本屋がない、映画も小樽や札幌に行かねば見られないとか問題はあります。無い物ねだりかも知れません。タダ、高校入学とかは親御さんは悩むようです。進学させるためには小樽や札幌の高校に行かせるとかです。後は仕事ですか。臨時やパートは沢山ありますが思い通りの仕事がない、賃金がもらえないなど。仕事を持ってニセコに来られるとよろしいかと思います。